企画「理学療法士に求められる家族アプローチ」

<座長>

 孝昭

特定医療法人財団 慈啓会 横浜はじめ病院リハビリテーション室 室長

  地域包括ケアシステム導入に伴い、地域ケア会議へ出席する理学療法士も増えてきている。地域ケア会議では、自立支援に資するような会議が行われている一方、地域の複雑な問題(ゴミ屋敷、引き篭もりなど)に関しても議題にあがることもあり、様々な困難例の検討が取り上げられている。それらの地域ケア会議において、理学療法士にはリハビリテーション専門職としての視点で発言を求められることも少なくない。
 また、理学療法の対象者においては、当事者のみではなくその家族全般に問題を抱えており、それらが当事者に与えている影響を無視することはできない。
 理学療法士は、主に機能評価に基づく目標設定や疾患に対してアプローチための教育を受けており、家族に対する理解に乏しい部分もあると推測され、指摘されていることもある。そのため、今後、理学療法士には「対象者を取り巻く家族を理解する」という概念も強く求められている。
 本講演では、心理の分野にある家族教育と看護師の教育課程にある家族看護という分野から、家族をテーマにした分野の知見について、お二人の講師の先生からお話をいただきます。その後、実際に臨床現場での対応に苦慮した症例を提示し、理学療法士に求められる家族アプローチを討議いたします。

 これからの社会に中で「理学療法士に求められる家族アプローチ」とは何か、今後の理学療法士の臨床力の発展に寄与する講義・ディスカッションになると考えております。

 

 

 

 

担当準備委員:新井 健司

有限会社 訪問看護リハビリテーションネットワーク

講師、症例提示者紹介

 

<講師>

岡部 健

 川崎市井田障害者センター 所長

 

 

 

 

プロフィール

1983年3月   駒沢大学大学院心理学修士課程修了(在学中、精神科病院非常勤心理士として

       心理検査、集団精神療法に3年間従事)

1983年4月   川崎市役所入庁。川崎市心身障害者総合リハビリテーションセンターしいのき

             学園(知的障害児施設)児童指導員。その後、川崎市精神保健福祉センター、

             障害者更生相談所、川崎市障害施設めいぼう課・社会参加支援センター課・生活

             訓練支援センター課兼務所長の業務に従事。

2016年4月   川崎市井田障害者センター 所長に就任

 

身体、知的、精神の3障害の相談・支援、心理評価、心理療法、障害者ケアマネジメント、

精神科救急、自殺対策など広く障害保健福祉に関わる業務に従事。認定臨床心理士(1992年取得)。

<講師>

白石 悦子

神奈川リハビリテーション病院 家族支援専門看護師  

 

 

 

 

プロフィール

1991   厚木看護専門学校卒業 同年神奈川リハビリテーション病院勤務

2003   神奈川県立看護教育大学校 教育学科卒業 神奈川県看護協会認定看護管理者教育課程

          ファーストレベル取得 同年厚木看護専門学校赴任

2007   神奈川リハビリテーション病院に再勤務

2017   東海大学大学院健康科学研究科看護学専攻 家族看護領域修了

     日本看護協会認定、家族支援専門看護師取得

<症例提示>

新井 健司

有限会社 訪問看護リハビリテーションネットワーク 理学療法士

 

プロフィール

20103月  北里大学 医療衛生学部 理学療法士学専攻 卒業

20104月  有限会社 訪問看護リハビリテーションネットワーク入職、

       訪問看護リハビリテーション麻生に勤務

20154月  認定理学療法士(地域理学療法)取得

20155月  訪問看護リハビリテーション麻生 統括マネージャーに就任

 

 

 

(公社)神奈川県理学療法士会

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会場 パシフィコ横浜

〒220-0012

神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1(大きな地図で見る